2009年2月23日月曜日

草の根の友情

1月末にサンディエゴのテニス仲間のキャロルからメールが届きました。

「チャック(ご主人)がアフガニスタンからメールを送ってきました。
あちらの孤児院では、冬と言うのに子供たちは靴下もなく、寒い風の中でかぶる帽子もなく、冬のセーターも足りません。



教育がこの国の再建のキーだとみんなは言っています。

しかし、今現実には、この冬を過ごす子供たちの衣料が足りないのです。
みんなのクローゼットのなかにねむっている子供の洋服、靴下など、寄付してくれませんか。
電話をくれたら、私がとりに行って、箱に詰めてチャックに送るから」

というものでした。
取りに来るって???

チャックとキャロルは、昔、政府の仕事でパキスタン、バハマなどに住んでいたことがあります。
チャックは昨年60歳になったとき、仕事をやめ、アフガニスタンに政府関係のトレーニングの仕事を希望して行くことになりました。

「えっ??そんなの、あなたオーケーっていったの?」とこの前あったときにキャロルに聞いてみました。

「だって、彼はこれまで家族のためにいろいろ大変な仕事をしてきたのだけど、自分でこれだけは自分のため、アメリカのためにしたい、といわれちゃ、反対はできなかった」
とキャロルは明るく話してくれました。

ふ~ん、そうかなぁ・・・

チャックは、毎日危険と隣りあわせでアフガニスタンで仕事しているのだろうなぁ。。。
キャロルは毎日それを心配しながら、こちらで暮らしているのは、つらいだろうなぁ。。。

キャロルがチャックのために何かしてあげたい、と言う思いがメールからひしひし伝わってきました。

「取りに来るのは大変だから(!!)、お金を送るからそれで冬用のもの何かを買って、送ってあげて」とキャロルにチェックを同封したカードを送りました。

「わぁ・・間違えた!!
ゆ~こはミシガンにいるのだから出すつもりはなかったんだけど、
友達リストに入っていたので、間違えておくっちゃったの。ごめん。でも、ありがたくお金はいただくね。WalMartでセールをしている帽子を幾つか買うのに使ったよ。友達が、私のために協力してくれる、と言う気持ちが嬉しい」とすぐThank you card が送られてきました。



そして今日、箱が無事アフガニスタンに届き、みんなの寄付したものをアフガニスタンの子供たちが喜んで着ている写真を送ってきました。

国からの援助ではなく、ふつ~~の私たちのものがアフガニスタンの親をなくした子供たちの笑顔に役に立ったのかと思うと、チャックがアフガニスタンへ志願していった意味、そしてキャロルが心配や不安にも負けずにアメリカで頑張っている意味がある、と思いました。

10 件のコメント:

  1. 祐子さんの日記を読んで、なんだかアフガニスタンの孤児院の子供達が身近に感じました。帽子みんなかぶってますね~。お部屋の中なのに、みんなジャンパー着て、帽子かぶって。この建物は暖房機がないみたいですね。カメラ目線の子供達帽子かぶって口元がちょっとはにかんでる。孤児院の子供達は、毎日どんなことを考えながら過ごしているのだろう?なんて考えちゃいました。

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  2. ユーコ様
    このアフガニスタンへの個人ベースの洋服寄付はもう受付終了なのでしょうね。もしできれば我が家のいまだ保存してある洋服を、そのご友人のご主人に直接送ってはいけないでしょうか。。。
    日本国内でも、そうした活動をしている団体はあると思うのですが実際にこうして送ったものを使ってくれている写真を見られるようなところがなかなかありません。
    気持ち程度のことでしかないかもしれませんが、もし可能なら教えてください。
    LEO

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  3. yu-ko様
    このご友人のご主人に、着られなくなった衣類をお送りすることはもうできないでしょうか。
    日本にももちろん古着を受け付けてくれる団体はありますが、この子供たちの仲間達にも何かしたいな、と思うのです。

    もし可能なら、送り先を教えてくださいませんか。わたくし個人宛のメールにご連絡ください。
    LEOことmasakoでした。

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  4. 佳苗さん、
    たまたまアフガニスタンに生まれたというだけで、小さいときから大変な人生を歩む子供たちですね。
    誰でもいいから、どこの国の人でもいいから、大人が少しでもサポートできればと思います。将来、ほかの人を信頼できる人間になってくれたらいいなぁ・・・

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  5. まさ子さま、

    嬉しいです。すぐに、私も協力したいとおっしゃっていただくのは。キャロルにちょっと聞いてみます。
    個人のメールにご連絡しますね。
    子供たちは、きっと世界のどこかに自分たちのことを考えてくれる人がいる、ということを知るだけでも嬉しいと思います。

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  6. ゆうこさん
    昨年、戦争のせいで治療が必要な子どもたちの村主催のお祭りに行った時、治療が済んで、痛みもなかったのか、子ども達が嬉しそうにしてました。普段は外界との接点がないので、大勢の人が来るのは、嬉しいそうです。言葉は通じませんが、見て見てという感じで、後からトントンされ、見せてくれた絵は、カラフルなお花がたくさん描かれたものでした。
    このアフガニスタンの子どもたちの心にもカラフルなお花が咲いてる事でしょう。前回のコメントは、送れませんでした。これはどうかな・・・上手くいかない方が他にもいらっしゃるみたいです・・・どうしてかな。

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  7. Yuliさん

    コメント届きました。
    何か不具合があるのでしょうか。こちらも調べてみますね。
    アフガニスタンの子供も、日本、ドイツ、アメリカの子たちも、全く同じなのですよね。小さいときは自分が何人なんて考えないでしょうから。
    子供のときに愛情をいっぱい受けて育つと、安定した、健全な精神で育つって聞いたことがあるから、小さい子には愛情を持って接することが大人の役目だと思います。もちろん、誰に対してもだけど・・・・

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  8. Leoさま こと Masakoさま、

    お手数ですが、個人メールに一本メールを入れていただけますか?

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  9. デュスのボランティア団体のヒューマネットもアフガニスタンの学校建設にはほぼ定期的に寄付をしています。
    先日も、アフガニスタンで特に女の子のための学校建設に尽力されているドイツ人女性と会って話を聞きました。彼女は年2回、アフガンに足を運び、現地のアフガニスタン人と一緒に活動を進めている人です。軍隊がどこかの国から派遣されるたびに今まで培ってきた現地の人たちとの交流が壊され、活動が難しくなるそうです。武器でもって解決することなんか何も無いと思うのですが如何でしょう??日本の自衛隊が本当に派遣された時には中村哲さんのペシャワール会も即刻活動を停止するそうです。
    中流階級の教育を受けていた人たちはアフガン紛争以来亡命したまま帰国せず、帰国したのは貧しい教育の無い人たちばかり、益々混迷を深めているようです。私たちに何ができ、何をすべきでしょうか??

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  10. ETさま、

    ヒューマネット、これこそ草の根の活動ですよね。ご苦労様です。
    政治的なことは、実情を本当にはわかっていないので何ともいえません。私にでもできる、と言うことがあれば協力するのみです。世界の一人一人が、ちょっとでも協力しよう、という気があれば変わることもあるのかな、と思うのですが。
    後は中心になって動く人が増えることでしょうか。
    ETさんなら、中心になる実行力があるものね。協力します。

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